日経平均225採用銘柄に投資する意味
eワラントで採用されている銘柄というのは、ジャスダック上場企業なども扱いがあるが、ほとんどが東京証券取引所の日経平均225採用銘柄である。ここでは、そういった日経平均225に採用されている銘柄にeワラントで投資する意味について考えてみたい。
eワラントの一番の特徴は、値動きの激しさである。価格が下がったときはかなりの幅で下落してしまうリスクがあるが、日経平均225銘柄は世界的にも規模が大きい企業や、「資源株」と呼ばれるような石油、天然ガス、石炭、電気などの銘柄が中心であるため、対象原資産の株主が非常に多いという特徴があることから、とてつもなく極端な値動きが無くて相場が読みやすいということも同時に言える。そのため、ほとんどの銘柄は、初心者の方でチャートのテクニカル分析などでおおよそ5日後くらいまでの予測は立てやすいと思われる。
ただし、普通の株式市場においてはそういう企業の株というのは長期投資向きである。激しい値動きが無いということは、短期間で見れば値上がりも値下がりもしないということになる。
このように、値動きが乏しいが情報量が多く予測がしやすいもの、また単価が高くて大量保有が難しいというような条件を持っている日経平均225銘柄は、eワラントで投資するのには最適な投資対象と考えても良いだろう。
eワラントで日経平均225に投資をする際、何点か気をつけた方がいいことがある。まず、国内銘柄関連のeワラント価格は、9:00〜11:30と13:00〜15:00の間は市場価格に連動した動きをする。それ以外の時間帯では動かないのであるが、例外として極端な売買代金の取引が行われた場合には、その方向に動くる(コールが大量に買われたら価格が上昇する)。また、日経平均参照原資産である「CME」が大きく動いた場合は、個別銘柄について値付けが調整される。
さらに、国内株式eワラントだけの特例としては、15:00以降にスプレッドが約2倍になるという点が挙げられる。販売価格が上昇するので売却は通常通りであるが、購入する際には、若干不利な立場を取ることになる。